始まりの始まり。

2002年9月末。
20歳と7カ月。

前回のはこちら。

運命の・・・。

 

(前回の記事を読み返してみましたところ、
あまりの中途半端な幕切れに唖然としました。。。)

 

わざわざ長い時間かけて歩いた山道をまたまた時間をかけて引き返し、

地図を見て、
道路標識を見て、
(もう太陽を見て道を選ぶこともありません。)
正解の道を選びます。

 

てくてくてくてくしていくと、途中右手にダムが現れ、
それをすぎると木も多くなり、のどかな田舎の景色の中を進みます。

これがまた気持ちのよい雰囲気なのです。

 

しばらーーーーく歩いていきますと大きなお蕎麦屋さんを発見。

ひたすら歩きっぱなしで疲れてるのとお腹が空いてるのとで、
お蕎麦屋さんに入ってみました。

そこで食事をして、
少し休憩をさせてもらって、

 

『すいません。ここで働かせてもらえませんか?? お給料はいらないんで食べ物と寝床があればそれで十分です。』

とお蕎麦屋のおばちゃんに聞いてみました。

 

一人で黙々と歩き続けて、何かしらの触れ合いが欲しかったんです。

特に目的がある訳ではなく、時間はたっぷりある訳でして、
少しこの田舎で留まってみるのも悪くないかなぁぁぁ、と。

 

突然の申し出にお蕎麦屋のおばちゃんも少し困っておられます。

『悪いんだけど、ここは町が経営してるお店だから、、、そういうのはできないのよぉ』

という訳で、あっさりとお蕎麦屋さんの夢は断たれてしまいました。。。

 

しかしながらっっ!!

おばちゃんの話は続きます。

 

『もっと山の上の方へ行けば変わったところがあるから、そっちへ連れてってあげるよー』

 

おばちゃん、サイコーです!!

即答で『連れてってください!』です。

 

おばちゃんの車に乗り込み、
びゅーーーーーーーーんと山を上ります。

さすが、車。
歩くのより全然早い。

 

そうこうしていると、目的の『変わったところ』に到着です。

 

山の奥地、川のほとり、木々に囲まれたところに、

 

石積みのレストラン。

 

目の前に映る景色は完全に外国です。

 

そして、車を降りると目の前に現れ出でたるはっっ!!

 

白髪のロン毛、
革ジャン、
革パン、
白い髭をたくわえた老人。

 

恐る恐る、

『ここで居候させてください』

と尋ねましたところ、

老人は即答で、、、

『好きなだけいいよーーー』

と。

 

そんな訳で『イビサスモークレストラン (IBIZA SMOKE RESTAURANT)』での居候生活が始まったのです。

これがその後の人生の始まりの始まり。

 

つづく。